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ニュースリリース:2011年3月23日

当社飼料工場の復旧見通しと対応策について(第2報)


3月11日発生の「東日本大震災」により、当社八戸工場・石巻工場は津波による冠水で操業不能の状態となり、生産者の皆様はじめ関係者の皆様方に大変なご迷惑をお掛けしていることを、お詫び申し上げます。


当社としまして、この間被災工場の現場確認を行い、一日も早い復旧に向けた取り組みを進めると同時に、全国各地の系統飼料会社からの支援を受け、十分な数量には至りませんが配合飼料製品の精一杯の手当を行ってきました。
以上の取り組みを踏まえ、現時点における当社工場の復旧見通しと製品供給の対応策について以下ご報告いたします。

1.飼料工場の復旧見通し

八戸工場

ア.

八戸工場は、津波により1.5m冠水したが、復旧工事を急ぎ製造体制は3月末に部分復旧する見通しである。

イ.

しかし、原料保管サイロである「東北グレーンターミナル」は本船からの荷揚げ設備が被災し、トウモロコシ等の原料が受け入れ出来ない状況であり、仮復旧までに1ヶ月程度、本復旧までには4ヶ月程度要する見通しである。あわせて、近隣の副原料倉庫も冠水しており、倉庫確保が困難な状況である。

ウ.

従って、八戸工場は、4月はサイロの原料在庫による製造となり、銘柄・数量は限定せざるを得ず、5月以降に本船が入港しても本復旧までは従来の7~8割程度の生産になると推測される。

石巻工場

ア.

石巻工場は、津波により3.5m冠水し地震による被害も大きいため、製造体制の部分復旧までには2ヶ月程度(5月連休明けまで)かかる見通しである。

イ.

また、原料保管サイロである「石巻埠頭サイロ」は本船からの荷揚げ設備の半分が海中に落下し機械棟も冠水したため、原料受け入れが出来ない状況であり、部分復旧までに少なくても2ヶ月は必要である。

ウ.

一方、同サイロにある原料在庫の早期活用をはかるため、サイロからの原料搬出対策と花巻工場での使用について整備を進めている。

花巻工場

ア.

花巻工場は、地震による被害を受けたものの軽度であり、先週から製造を開始した。

イ.

しかし、釜石・石巻両港のサイロ機能が麻痺しているため、当面、八戸および石巻から原料を搬入する準備を進めており、銘柄・数量は限定されるものの製造を継続する。

2.配合飼料製品の供給対策

現状

当社は大震災発生から今日まで工場の稼動が出来ないため、生産者の皆様には最大限の「制限給餌」をお願いすると同時に、系統各社の支援を受け製品供給に最大限の努力をしています。

4月以降の製品供給対策

当社は月間約10万㌧の配合飼料の製造・販売を行っていますが、4月以降は八戸工場の部分復旧(月産4万㌧)をベースに、東日本、南日本、西日本、北九州、ホクレンくみあいの系統飼料各社から支援を受け、4月末には必要数量の80%程度を供給できる様に全力をあげます。

5月以降の製品供給対策

石巻工場の部分復旧と花巻工場の稼動再開を受け、系統各社の支援を継続しながら、5月末には100%の供給を目指します。

 

当社は、震災に伴う社員・家族の被災、物流の遮断、燃料問題など様々な課題を抱えておりますが、引き続き自社工場の全面再稼動の早期実現と製品の安定供給に向け全力で取り組んでまいります。
何卒、皆様方の当社の取り組みに対するご理解とご協力をお願いいたします。

 


以  上